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AVA Journal · 院長執刀コラム

自然癒着法(非切開)vs 全切開二重の選び方 — まぶたの厚み・脂肪・ハム目(ソーセージ目)修正の解剖学

キム・スンス 代表院長(形成外科専門医)2026-08-28読了目安 6分

執刀医による3行要約(Key Takeaways)
  • 自然癒着法(非切開)と全切開二重は優劣ではなく、上まぶたの皮膚の厚み・眼窩脂肪やROOF脂肪の量・皮膚のたるみ・眼瞼下垂の有無によって解剖学的に使い分けます。
  • 自然癒着法は微小なホールから真皮と上眼瞼挙筋腱膜の生物学的な癒着を誘導して糸の緩みを抑え、切開法は余剰皮膚や厚い脂肪を整理して安定したラインを形成します。
  • ラインの消失や、固定位置が高すぎてぷっくり腫れたように見える「ハム目(ソーセージ目)」の他院修正では、既存の瘢痕癒着を丁寧に剥離(癒着剥離)し、適正な瞼板の高さへ再固定します。
「先生、傷跡が残らないように自然癒着法(非切開)で二重にできますか?それとも切開が必要でしょうか?」「他院で受けた二重がぷっくりとしたハム目(ソーセージ目)になってしまったのですが、どう修正しますか?」——二重整形と他院修正の完成度を左右するのは、術式の好みではなく、ご自身の上まぶたの皮膚の厚み・眼窩脂肪やROOF脂肪の量・目を開ける筋肉(挙筋腱膜)の力を解剖学的に正しく見極めることです。
自然癒着法(非切開)vs 全切開二重の選び方 — まぶたの厚み・脂肪・ハム目(ソーセージ目)修正の解剖学

こんにちは。ソウル・江南(新沙駅)にあるAVA美容外科 代表院長、形成外科専門医のキム・スンス(Dr. Seungsoo Kim)です。

初回の二重手術や 目元他院修正(二重再手術) のカウンセリングで最も多くいただくご質問が、自然癒着法(非切開二重)と全切開二重のどちらが自分の目に合っているかという点です。この2つは優劣ではなく、まぶたの解剖学的条件によって明確に適応が分かれます。

01. 自然癒着法(非切開)vs 全切開二重:まぶたの厚みと脂肪量が基準です

二重のラインは、目を開けるときに上眼瞼挙筋腱膜がまぶたの皮膚を内側へ引き込むことで自然に折り畳まれる構造です。したがって、皮膚や内部組織の重さに応じて固定方法を変える必要があります:

  • 自然癒着法(非切開)が適している目元: 上まぶたの皮膚が薄くハリがあり、余分な皮膚のたるみや分厚い脂肪が少ない目元です。従来の単純な埋没法のように糸のループの締め付けだけに頼ると、時間とともに糸が緩んだ際にラインが消えやすくなります。当院の自然癒着法は微小なホールから真皮と上眼瞼挙筋腱膜のあいだに生物学的な面癒着を誘導するため、目を閉じたときの傷跡負担を抑えながら高い持続力を実現します。
  • 全切開二重が適している目元: 上まぶたの皮膚が厚い場合、眼窩脂肪や眉下のROOF脂肪が多く腫れぼったい場合、または皮膚のたるみや中等度以上の 眼瞼下垂(目つき矯正が必要) を伴う場合です。切開線から直視下で不要な脂肪や眼輪筋・余剰皮膚を丁寧に整理したうえで瞼板・挙筋腱膜へ固定することで、分厚くならないすっきりした二重ラインを作ります。

02. ライン消失・左右差・ハム目(高すぎる固定)他院修正の原則

過去の手術から時間が経ってラインが緩んだり、まつ毛の上の皮膚がぷっくりと膨らんで眠そうに見える「ハム目(ソーセージ目)」のお悩みで 目元他院修正 をご希望される方も多くいらっしゃいます:

  1. 非切開後の単純なライン消失: まぶたの皮膚が薄くたるみがない状態で糸だけが緩んだ場合は、再度自然癒着法や非切開目つき矯正で整えることが可能です。しかし、まぶたの厚みや見逃された眼瞼下垂(額の筋肉で眉を引き上げる癖)が原因で緩んだ場合は、切開法と目つき矯正で根本原因を解決する必要があります。
  2. ハム目(高すぎる固定と深部瘢痕癒着)の修正: ハム目は主に、① 前回の手術で固定位置を瞼板の高すぎる位置にかけた、② 過度な組織切除による深部の瘢痕癒着がリンパ循環を妨げている、③ 隠れた眼瞼下垂が矯正されず目がしっかり開いていない、という3つの原因で生じます。修正手術では既存の高い瘢痕癒着を層ごとに精密に剥離(癒着剥離)して解除し、解剖学的に自然な低い瞼板位置へ再固定します。

03. 術後1週・1ヶ月・3ヶ月のダウンタイム経過とソウル滞在目安

  • 自然癒着法(非切開)の経過: 皮膚の長い切開がないため抜糸が不要で、術後3〜5日目には大きな腫れが落ち着き日常生活へ復帰できます(ソウル推奨滞在:4〜5日間)。2〜4週間で自然なラインに馴染みます。
  • 全切開二重・目元他院修正の経過: 術後5〜7日目にご来院いただき抜糸を行います(ソウル推奨滞在:7〜8日間)。術後2〜4週間で大きな腫れの約70%以上が引き、まつ毛上の微細なむくみや切開線の赤みが柔らかく馴染んで完成するまでには約3〜6ヶ月かかります。
AVA美容外科 キム・スンス代表院長

04. キム・スンス代表院長 1:1 カウンセリングのご案内

ご自身のまぶたに自然癒着法と切開法のどちらが適しているか、またハム目や左右差の他院修正をご検討中の方は、以下の日本語専用窓口よりお気軽にご相談ください:

📍 AVA美容外科(AVA Plastic Surgery) · ソウル特別市 瑞草区 江南大路 603 インソンビル 4階(新沙駅4番出口 徒歩1分) · TEL +82 2-545-1882
※ 医療に関するご案内:二重手術および他院修正後の腫れ・内出血の回復速度やラインの定着期間には、まぶたの皮膚の厚みや過去の手術歴による個人差があります。出血・感染・左右差・ラインの緩み・ドライアイ・兎眼等のリスクがあるため、必ず形成外科専門医との1:1対面診察の上でご決定ください。

よくあるご質問(臨床FAQ)

Q. 自然癒着法(非切開)と全切開二重は、自分のまぶたに合わせてどう選べばよいですか?

上まぶたの皮膚が薄く、脂肪の厚みや皮膚のたるみが少ない方には、傷跡が目立たずダウンタイムの短い自然癒着法が適しています。一方、まぶたの皮膚が厚い方、脂肪が多く腫れぼったい方、皮膚のたるみや眼瞼下垂を伴う方には、不要な組織を整理して確実に固定する切開法が適しています。

Q. 他院で受けた二重がハム目(ソーセージ目)になったり左右非対称になった場合、どのように修正しますか?

ハム目の多くは「高すぎる位置での固定」「内部の瘢痕組織によるリンパ循環の停滞」「見逃された眼瞼下垂」が原因です。他院修正では過去の癒着を層ごとに剥離して解除し、解剖学的に自然な高さへ固定し直すとともに、必要に応じて目つき矯正(挙筋腱膜の調整)を併用します。

Q. 二重手術や目元他院修正のため、韓国・ソウルには何日ほど滞在すればよいですか?

自然癒着法(非切開)の場合は抜糸が不要なため4〜5日間の滞在で帰国可能です。切開二重や他院修正の場合は術後5〜7日目に抜糸を行いますので、7〜8日間ほどのソウル滞在を推奨しています。大きな腫れは2〜4週間で落ち着き、3〜6ヶ月かけて自然なラインに馴染みます。

キム・スンス代表院長
キム・スンス 代表院長(Dr. Seungsoo Kim)韓国形成外科専門医 · ソウル江南 AVA美容外科 代表院長 · フェイスリフト執刀3,000例以上 · 国際学術誌(SCI級)論文6編
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