どこに、どの深さで入れるかがすべてを決めます。エラを柔らかくする量は肌には不適切で、毛穴に効く層では筋肉は動きません。
ボツリヌストキシンは、筋肉や腺に届く神経の信号を一時的に減らします。標的と深さが結果を決めるため、同じ製剤が全く異なる目的に使われます。表情じわの緩和(額・眉間・目尻)、筋肉のボリューム減少(咬筋・僧帽筋)、そして肌表面のケアです。
重要な変数は用量・深さ・正確な位置で、いずれも解剖から決まります。同じ製剤を使っても施術者により結果が大きく異なるのは、このためです。
ごく少量を皮膚表面近くに置き、毛穴・皮脂・キメ・小じわの改善を狙います。表情筋に大きく影響しないよう、意図的に浅く入れます。
発達した咀嚼筋の働きを抑え、数週間かけてフェイスラインを柔らかく整えます。食いしばりや歯ぎしりを伴う場合にも検討されます。機能の回復とともにボリュームは戻るため、反復が前提です。
肥大した唾液腺のボリュームを減らし、下顔面の輪郭を整えます。下顔面の幅に両方が関与している場合、エラと併せて計画することがあります。
発達した僧帽筋のボリュームを減らし、首から肩のラインを長く見せることを狙います。肩こりの訴えと併せてご相談いただくことが多い部位です。
効果は即時ではありません。表情部位はおおむね2〜5日で変化が始まり、約2週間で最大になります。咬筋のような筋肉ボリュームの部位はより緩やかで、数週間〜2か月かけて変化します。見た目の細さは動きの減少ではなくボリュームの減少に続いて現れるためです。
持続は一般に3〜6か月で、用量・部位・筋力・代謝により変わります。切れるのは神経の伝達が回復するからで、これは失敗ではなく想定される経過です。永続を約束する説明は、ボツリヌストキシン以外の何かを指しています。
妊娠中・授乳中、特定の神経筋疾患をお持ちの方には適しません。既往歴は診察時にすべてお知らせください。
咬筋の縮小は緩やかです。動きは数日で変わりますが、見た目の変化は筋ボリュームの減少に続き、数週間〜2か月ほどかかります。
それは用量と位置の問題であり、薬剤に内在する性質ではありません。控えめな用量は表情を保ちます。目指すのは動かない顔ではなく、柔らかいラインです。過去に入れ過ぎた経験がおありなら、必ずお伝えください。計画が変わります。
意図的に浅く、毛穴と皮脂を狙って入れるため、表情筋の動きを大きく変えることは目的としていません。
抗体産生の可能性はありますが、美容量では多くありません。避けられるリスク要因は不必要に短い間隔と高用量で、当院がご希望どおりに間隔を詰めない理由の一つです。
手術のために韓国へお越しになる方が最初に知りたいのは、たいてい「何日滞在すればよいか」です。
実際の症例をご覧ください — 患者様の写真レビュー(本文は韓国語)。