下眼瞼切開(表ハムラ・たるみ取り)vs 目の下の脂肪再配置(裏ハムラ):なぜ「30代半ば」が分かれ目になるのか
「しっかり寝ているのに『疲れてる?』と聞かれます。目の下の脂肪再配置(裏ハムラ)を受けるべきでしょうか、それとも下眼瞼切開(表ハムラ・たるみ取り)が必要でしょうか?」
こんにちは。ソウル・江南(新沙駅)AVA美容外科の代表院長、形成外科専門医のキム・スンスです。
目の下のクマやふくらみ(目袋)のお悩みでご来院される患者様から最も多くいただくご質問です。この2つの手術は名前こそ似ていますが、アプローチする解剖学的な層と手術方法が明確に異なります。今回は経結膜下眼瞼脂肪再配置(裏ハムラ)と下眼瞼切開術の決定的な違いについて分かりやすく解説します。
01. 目の下が暗く疲れて見える本当の理由:「色素」+「立体的な構造の影」
目の下のクマは、皮膚そのものの色味だけでなく、立体的な凹凸によって落ちる「構造的な影」が重なって生じます。
眼窩脂肪が前へと押し出されてふくらみ、そのすぐ下にあるティアトラフ(涙溝)靭帯が皮膚を骨側へ強く引き込むことで、上から照明が当たった際に深い影が落ちます。平面の色素沈着はコンシーラーで隠せても、立体的な段差による影はメイクでは隠せません。したがって、目の下の手術の本質は「色を消すこと」ではなく、「ふくらみと凹みの段差を平らにならし、影をなくすこと」にあります。

02. 目の下の脂肪再配置(経結膜アプローチ/裏ハムラ)— 傷あとが残らない内部構造の再構築
目の下の脂肪再配置は、下まぶたの裏側(赤い結膜側)からアプローチするため、皮膚の表面に傷あとが一切残らず、抜糸の必要もありません。
- 「単純な脂肪除去」ではなく「再配置」を行う理由: ふくらんでいる脂肪をただ取り除いてしまうと、数年後に目の下がげっそりと窪んで老けて見えるリスクがあります。当院では食い込んでいるティアトラフ靭帯を丁寧にリリースし、突出した脂肪を凹んでいる溝の下へと移動させて「生きたクッション」として固定します。
- 自然な涙袋の回復: 下の重たい目袋が平らになることで、埋もれていた本来の涙袋(眼輪筋のふくらみ)がすっきりと現れます。
03. 下眼瞼切開術 — 目の下専用の「トータルリフトアップ」
加齢によって下まぶたの皮膚そのものが伸びてハリを失い、細かいちりめんジワやたるみが生じている場合、内側の脂肪だけを動かしても余った皮膚がしわとして残ってしまいます。
下眼瞼切開術は、いわば「目の下専用の切開リフト」です。下まつげのすぐ下(睫毛下)の目立たないラインに沿って繊細にアプローチし、次の処置を同時に行います。
- ティアトラフ靭帯を解除し、突出した眼窩脂肪を凹みへと再配置して滑らかな土台を作ります。
- 緩んだ眼輪筋を引き上げて骨膜へしっかりと固定(外眼角固定/筋肉吊り上げ)し、術後の外反(あっかんべー状態)を予防します。
- 余っている皮膚だけをミリ単位で控えめにトリミングし、テンションをかけずに縫合します。
04. どちらが私に合っている? — 「30代半ば」が臨床的な分かれ目になる理由
最終的な判断基準は年齢ではなく「下まぶたの皮膚の弾力(ハリ)」ですが、臨床的には30代半ばがひとつの目安となります。
- 30代半ばまで(皮膚のハリが良く、たるみが少ない方): 表面に傷をつけない経結膜・目の下の脂肪再配置(裏ハムラ)が適しています(ソウル滞在目安:約5〜7日)。
- 30代半ば〜40代前半(境界ゾーン): 診察室でのピンチテスト(皮膚の戻り具合の確認)によって決定します。
- 40代半ば以降(皮膚のたるみ・シワと脂肪の突出が両方ある方): 脂肪の再配置と同時に皮膚と筋肉のゆるみを引き上げる下眼瞼切開術が推奨されます(抜糸のためソウル滞在目安:約7〜10日)。

05. キム・スンス代表院長 1:1カウンセリングのご案内
ご自身の目元が「裏ハムラ(脂肪再配置)」と「下眼瞼切開」のどちらに適しているか知りたい方は、渡韓前の1:1 Zoomオンライン相談または日本語予約ハブよりお気軽にお問い合わせください。
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📍 AVA美容外科(AVA Plastic Surgery) · ソウル特別市 瑞草区 江南大路 603 インソンビル 4階(新沙駅4番出口 徒歩1分) · TEL +82 2-545-1882
※ 手術およびオンライン相談に関するご案内:1:1 Zoomオンライン相談は渡韓前の予備的な教育的ご案内であり、最終的な手術適応および手術計画はソウル来院時のキム・スンス代表院長による対面診察にて確定いたします。術後に出血・感染・腫れ・内出血・傷あと・一時的な下まぶたのつっぱり感などが生じる可能性があり、回復期間には個人差があります。

