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美容整形の医学用語集30選

医療広告 自主審査済み Mendelson 2008 · Jacono 2014 · Gunter Dallas + キム・スンス院長の国際学術誌論文6編に基づく

「用語を正しく理解したとき、患者様はご自身の手術の主役になれます。」

① リフト・SMAS関連

SMAS · Superficial Musculoaponeurotic System

表在性筋膜系

皮膚のすぐ下で表情筋を包み込むようにつながっている筋膜の層です。1976年にMitzとPeyronieが初めて報告し、フェイスリフトでは引き上げの要となる層です。このSMASをどのように扱うかが、リフトの仕上がりを左右します。

AVAの視点: Dual-Deep Planeリフトでは、SMASだけを引き上げるのではなく、SMASとその下の深部組織をひと続きに剥離し、より深い層から引き上げます。こうすることで切開部の皮膚にかかる張力がSMAS層へ分散され、傷あとの負担をできる限り抑えることを目指せます(個人差があります)。

Dual-Plane · Deep Plane Facelift

二層平面 / 深部平面リフト

皮膚と、SMAS・深部組織とを別々の剥離面で分けて引き上げ、再配置するリフト術式です。1990年代にHamraがdeep-planeの概念を提唱し、その後Jacono AAによる2014年のAesthetic Surgery Journalの報告で、deep-planeリフトの効果の持続期間は5〜15年の範囲と示されました(個人差があります)。

AVAの視点: AVA美容外科では、これをもう一段階深く分離したDual-Deep Plane方式で行い、mid-cheek領域の自然な再配置を目指しています。詳しくはフェイスリフトのページをご覧ください。

参考: Jacono AA. Aesthet Surg J, 2014.

Retaining Ligament · 支持靭帯

皮膚と骨膜・深部筋膜をつなぐ結合組織の束

zygomatic ligament、masseteric ligament、mandibular ligamentなどがあり、皮膚を骨膜・深部筋膜にしっかりとつなぎ留めています。Mendelson BCによる2008年のPlastic and Reconstructive Surgeryの論文は、mid-cheekとmalar moundの解剖学的な境界がこれらの靭帯によって決まると報告しました。

AVAの視点: リフト手術でこの靭帯を十分にゆるめないと、組織が上がりきらず一部だけが引っ張られ、「lateral sweep」と呼ばれる不自然な印象につながることがあります。キム・スンス院長は、安全な剥離面に沿ってこれらの靭帯をていねいに解離(release)することを原則としています。

参考: Mendelson BC. Plast Reconstr Surg, 2008.

Midcheek · 中顔面

頬骨下から口角・鼻脇までの顔面中間領域

Mendelson BCの2008年PRS論文がこの領域の解剖学的境界と老化のパターンを精密に報告しました。midcheekのたるみがnasolabial foldtear trough・malar moundを同時に形成するため、この領域を一つの単位として再配置するdeep-planeリフトが効果的です。

AVAの視点: 一、二か所だけを部分的に扱うのではなく、midcheek全体をひとつのユニットとして捉え、自然な再配置を目指します。

Nasolabial Fold · ほうれい線

鼻脇から口角に伸びる深い皺

中顔面のたるみ、malar fat padの下垂、頬骨まわりの骨格変化などが重なり合って深くなります。ヒアルロン酸フィラーで補う方法と、リフトで本来の位置へ戻す方法があり、深さや原因によって適したアプローチが異なります。Mendelson 2008は、このしわを決める解剖学的な要因を詳しく分析しています。

AVAの視点: 深さが8mm以上でたるみを伴う場合、フィラーだけでは十分に対応しきれないことが多く、リフトによる根本的なアプローチをご提案しています。

Jowl · フェイスラインのたるみ(ブルドッグ顔)

フェイスライン外側に垂れ下がった皮膚・脂肪

mandibular ligamentが皮膚をつなぎ留めているため、その手前にたるんだ組織がたまってjowlができます。さらに、SMASの下にある深部脂肪区画(deep fat compartments)が加齢とともに下がってくることも、jowlの形成に関わります — つまりjowlは皮膚だけのたるみではなく、深部組織全体が下がってくる現象です。その結果、すっきりしていたフェイスラインがぼやけ、ブルドッグのようにたるんだ輪郭に見えるようになります。

AVAの視点: 皮膚を引っ張るだけでは、深部脂肪の下垂まで戻すことはできません。リフト手術ではmandibular ligamentを解離し、SMASとその下の深部脂肪までまとめて上方・後方へ再配置し、すっきりとしたフェイスラインを目指します(Dual-Deep Plane参照)。

Platysma · 広頸筋

首前面を覆う薄く広い表情筋

SMASと連続しているため、フェイスリフトで一緒に扱われる筋肉です。加齢とともに左右のplatysmaの間が正中で開き、首に縦すじ(platysmal band)が目立つようになります。ここを処置しないままだと、リフト後も首のラインが不自然に見えることがあります。

AVAの視点: フェイスリフトを顔だけの手術と捉えず、platysma・首元までひと続きの単位として評価します。

Tear Trough · 目の下のくぼみ

目の下から頬骨に続く影のある陥凹

orbital retaining ligamentが皮膚をつなぎ留めたまま、その上の眼輪筋まわりの脂肪が減ることで影が生まれます。目の下のクマの一因であり、色素沈着や血管の透けとあわせて評価する必要があります。

AVAの視点: フィラーによる補填、自家脂肪注入、靭帯を解離したうえでの再配置など複数の選択肢があり、くぼみの深さ・皮膚の厚み・体質によって適した方法が異なります。

② 鼻・修正手術関連

自家肋軟骨 · Autologous Costal Cartilage

患者様ご本人の第6〜7肋軟骨を採取して鼻の再建に使用

プロテーゼのみに頼る鼻整形で起こりうる合併症(突出・拘縮・露出)に対する代替材料です。ご自身の組織であるため拒絶反応の可能性が低く、採取できる量も多いことから、複数回の修正手術や難度の高い再建に適しています。Gunter JPのDallas Rhinoplastyは、自家軟骨を用いる際の標準的な解剖学的原則を示しています。

AVAの視点: 反り(warping)が起こる可能性があり、軟骨の加工・固定の技術が仕上がりを左右します。キム・スンス院長は変形のリスクを事前にご説明したうえで、そのリスクを抑える彫刻・固定方法を用いています(個人差があります)。詳しくは鼻整形のページをご覧ください。

Stranc Classification · Stranc分類

鼻骨骨折を骨折線の方向と鼻中隔の侵襲程度で分類する体系

Plane I・II・IIIに分類され、外傷による鼻骨骨折の整復(reduction)の方向と、固定(副木)期間を決める基準になります。

AVAの視点: キム・スンス院長が第二著者として参加した論文(Park KS, Kim SS, Lee WS — Archives of Craniofacial Surgery, 2017, 18(2):97-104)が、この分類に基づく骨折整復のアルゴリズムを提示しました。外傷歴のある修正手術の患者様の鼻骨評価に活用しています。

Spreader Graft

鼻中隔の両脇に細長く添える軟骨補強グラフト

internal nasal valveを広げて空気の通り道を保ち、鼻の中間部(middle vault)の陥凹を防ぐ手技です。短い鼻、曲がった鼻、過去のプロテーゼによる陥凹などに用いられます。Gunter Dallas Rhinoplastyの標準術式です。

AVAの視点: 鼻中隔軟骨が足りない修正手術では、自家肋軟骨を加工してspreaderの形に彫刻します。

Septum · 鼻中隔

鼻を左右に分ける軟骨+骨構造物

自家軟骨を用いる鼻整形における大切な軟骨の採取元です。ただし修正手術を重ねると鼻中隔軟骨の残りが少なくなり、肋軟骨への切り替えが必要になります。彎曲(deviated septum)があると呼吸に影響することがあるため、鼻整形とあわせて矯正を検討します。

Columella · 鼻柱

両鼻孔の間を分離する短い柱

鼻を下から支える支持構造の一部です。短い鼻やアップノーズの矯正では、columella strut graftで補強することで、鼻先を下方へ導く効果が期待できます(個人差があります)。

Tip Plasty · 鼻尖形成

鼻尖(tip)部位の形態・角度・突出度調節

lower lateral cartilage(外側鼻翼軟骨)の形状・位置調整で鼻尖をデザインします。Gunter Dallas Rhinoplastyは鼻尖変形の分析・矯正アルゴリズムを標準化しました。

AVAの視点: プロテーゼのみで鼻先を形成する場合の限界(透け・突出)を補うため、自家軟骨を用いた鼻先の再建をご提案しています。

Hump · 鷲鼻

鼻筋側面の輪郭が上方に盛り上がって曲線を成す形態

鼻筋の骨と軟骨の張り出しが原因です。切除したのちにlateral osteotomyで鼻筋の幅を整えるのが標準術式です。削りすぎると「inverted-V deformity」が生じることがあるため、spreader graftで予防します。

Capsular Contracture · 被膜拘縮

プロテーゼ周囲の線維性被膜の肥厚・収縮

シリコンやゴアテックスなどのプロテーゼの周囲に、時間の経過とともに形成される合併症です。Baker分類のI〜IVで評価され、IIIとIVは変形や痛みを伴い、再手術の適応となります。

AVAの視点: 自家組織(例: 自家肋軟骨)への置き換えがひとつの解決策です。鼻のプロテーゼによる被膜拘縮は、関連する合併症のなかでも比較的多く報告されています。

③ 目元整形関連

Levator · 眼瞼挙筋(Levator Palpebrae Superioris)

瞼を持ち上げる筋肉

挙筋腱膜(Levator Aponeurosis)を介して瞼板(tarsal plate)に付着しています。この筋肉の力が弱い、または腱膜の付着がゆるむと、眼瞼下垂が起こります。

AVAの視点: AVA美容外科の眼瞼下垂手術では、挙筋腱膜の短縮・再固定によって、視野と見た目の両面での改善を目指します(個人差があります)。

Ptosis · 眼瞼下垂

瞼が瞳孔を覆って視野が狭まる状態

挙筋(levator)の筋力低下や腱膜のゆるみが原因です。視力に影響することもあり、単なる美容目的ではなく機能面の治療領域です。鏡で正面を見たとき、上まぶたが黒目(瞳孔)に3mm以上かかっている場合は、眼瞼下垂が疑われます。

AVAの視点: ふだんから額に力が入っている、眉間のしわが深いという場合、無意識のうちに額の筋肉でまぶたを持ち上げている可能性があるため、あわせて評価します。

Eyelid Crease · 二重ライン(Supratarsal Crease)

瞼板の上方に形成される皮膚の折り目線

東洋人ではおよそ50%の方に生まれつきみられ、ない場合は手術でつくります。埋没法(suture only)・部分切開法・全切開法に分けられ、まぶたの厚み・筋力・皮膚の余り具合によって適した方法が異なります。

AVAの視点: 組織の流れに沿って再配置する自然癒着法のデザインで、外から見える傷あとの負担を抑えることを目指しています。詳しくは目元整形のページをご覧ください。

Tarsal Plate · 瞼板

瞼の内側の硬い結合組織板

挙筋腱膜が付着する部位で、眼瞼下垂手術や二重の固定において要となる構造です。手術の際に瞼板の厚み・位置を確かめることが、ラインの安定性を左右します。

Levator Aponeurosis · 挙筋腱膜

挙筋が瞼板に付着する手前で薄く広い膜状に移行する腱膜

眼瞼下垂手術で短縮・再固定の対象となる構造です。どれだけ短縮し、どの位置に固定するかが、視野の開き具合とラインの自然さを決めます。

④ アンチエイジング・施術関連

Buccal Fat · 頬脂肪

頬骨下から口角脇まで占める深い脂肪塊

取り除くと頬がすっきりして見えますが、年齢を重ねて頬がこけて見えるようになったときに後悔につながることもあるため、適応かどうかの慎重な見きわめが必要です。

AVAの視点: お若い時期の満足感と、中高年期に頬がこけて見える可能性の両方をご説明したうえで、慎重にご一緒に判断します。

Dermis Fat Graft · 真皮脂肪移植

真皮と共に採取した脂肪組織を移植して陥凹部を補強

通常の脂肪注入に比べて吸収されにくく安定していますが、採取部位に傷あとが残る点は考慮が必要です。リフト後のくぼみの補整や、外傷後の欠損部の再建などに用いられます。

HIFU · 高強度焦点式超音波(ウルセラ)

皮膚の深層まで到達する超音波エネルギーでコラーゲンを刺激

外科的なリフトの代わりになるものではなく、適応の異なる別の施術です。SMASの深さまで熱エネルギーを届けてコラーゲンの再生を促しますが、deep-planeリフトで行う支持靭帯の解離や組織の再配置はできません。

AVAの視点: 初期から中等度のたるみに対する切らないケアとしては有用ですが、深いたるみをHIFUだけでリフトの代わりにカバーしようとすることはおすすめしていません。

Fractional Laser · フラクショナルレーザー

皮膚に微細な点状でのみレーザーを照射する方式

周囲の健康な皮膚を残しながら照射することで、回復までの時間を短くできます。傷あと・毛穴・肌質の改善に用いられます。CO2、Er:YAG、non-ablativeなどさまざまな種類があります。

Botulinum Toxin · ボツリヌストキシン(ボトックス)

神経筋接合部でのacetylcholineの放出を抑え、筋肉の収縮を一時的にやわらげる

眉間・額・目尻のしわ、エラ、多汗症などが適応です。効果は2〜5日ほどで現れはじめ、3〜6ヶ月ほど持続します(個人差があります)。一時的に表情が左右非対称になったり、動かしにくくなったりする可能性についても、事前にご説明します。

Hyaluronic Acid Filler · ヒアルロン酸フィラー

皮膚に自然存在する多糖類を架橋結合した注入用製剤

ボリュームを補う施術です。製剤によって粘度・持続力・適した部位が異なり、効果はおおむね6〜12ヶ月持続します(製品・部位・個人差があります)。内出血やしこり、まれに起こりうる血管系の合併症の可能性についても、事前にご説明します。

⑤ 外傷・その他

Zygomaticomaxillary Complex (ZMC) · 頬骨上顎複合体

頬骨と上顎骨が成す顔面骨格の核心構造物

外傷で骨折すると、顔の輪郭・咬み合わせ・視力に影響が及ぶ可能性があります。

AVAの視点: キム・スンス院長が共著者として参加した論文(Ji SY, Kim SS, Kim MH — Archives of Craniofacial Surgery, 2016, 17(4):206-210)で、ZMC骨折の外科的整復方法を分析しています。

⑥ 運営・システム

Single-Surgeon System · 一人責任執刀

相談・手術・術後管理を同一医師が担当する運営方式

すべての手術を、最初から最後までキム・スンス院長が自ら執刀します。お一人の手術が終わるまで、次の患者様の手術予定が始まることはありません。医療情報の連続性と、責任の所在が明確であることを大切にしています。

AVAの視点: キム・スンス院長ひとりの体制で運営し、代理執刀(ゴーストドクター)0%ポリシーを守り続けています。

Stay Suture · 支持縫合

皮膚縫合前の深層で組織を位置固定する非吸収性縫合

皮膚にかかる張力を深い層(SMAS・深部)へ移すことで、外側の切開部の皮膚をほとんど張力のかからない状態で縫合できるようにします。傷あとの負担をできる限り抑えるための、要となる手技です。

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本コンテンツは形成外科専門医のキム・スンス院長が医学的に監修しています · 最終更新 2026-07-06
※ 本ページの内容は、韓国医療法第56条の基準に沿って院内で確認しています。各用語の定義は臨床における一般的な意味を解説したものです。患者様お一人おひとりの状態による適応・禁忌については、診療の際に医師の評価をお受けください。結果や回復の経過には個人差があります。
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